すばらしい仲間意識?

先日 大阪ミナミのバ-でコロナのクラスタ-が発生した。

不思議なことに陽性に感染した人はどこのバ-に行ったか覚えていないらしい?? いくら酔っていたからといって全員が覚えていないことは ないだろうと思うが  大阪の文化なのか 仲間意識なのか チクるのが心が痛むのか 自分だけ悪者になりたくないのか? 河井安里の選挙のためにお金を受け取ったと検察にいう 政治家よりよっぽど仲間意識があるみたいである。

バ-のスタッフは当然知っているだろうが バ-の名前を言わないことにより そのスタッフが検査に行かなかったり その前後に訪れたお客さんが知らない間に感染して職場や家族の方に感染させたり・・・

真実を言わず仲間を守るのは美し姿ではあるが この場合はどうなのであろうか? 

 

ピンピンコロリで死にたいなあ?

岡山で 薬や病院にも連れて行かなかった脳出血で寝たきりの旦那さんを放置し 心不全で死亡させた疑いで奥さんと娘が保護責任者遺棄致死罪で裁判になっていた。 うちの嫁のコメントは 「旦那さんに奥さんよっぽど我慢してたんや 情状酌量で無罪が当然」と聞かされ わが身を守るために健康は維持しなければと痛感した次第である。

以前 旦那さんが半身麻痺になりミキサ-食を作るのがめんどくさいので 普通食が食べれるように往診に来て入れ歯を作ってほしい と依頼があった 健常者でも慣れずらいのに麻痺がある患者さんは そう簡単に義歯に慣れて普通食には戻せませんよ と説明すると もういいですとお断りされてしまった。

老人施設を訪問すると 「刑務所といっしょや いっこも出してくれへん 刑務所やったら刑期が決まっていて終わると出れるが 死ぬまでここにおらなあかん」と言われるおばちゃんがいる。高齢化社会 先の見えない介護はするほうも されるほうも大変だなと思う。

 

 

 

 

オンライン診療

 今月になり緊急事態宣言が解除されました。私は医療に携わる者として ここ2ヶ月間コロナに対して何ができたのだろうか? 緊急性を要する患者さんのみの診療 以前から行っている一人の患者さんが終わればチェアの消毒 防護服は手に入らなっかったので白衣の上にヤッケを着て診療後の消毒 ゴ-グル フェ-スガ-ドの着用 患者さんへのコロナ用問診 検温 患者さんが会わないような予約 患者さんにアルコ-ル消毒 マスクの着用を促し 自動ドアを網戸に替え換気など 院内感染を防ぐための方策しかとっておらず 第一線でPCR検査をしている歯科医師に比べれば社会にどれだけのことを貢献できているのだろうか? 

 コロナ騒動の中オンライン診療が認可され検討中だが 来院されて診療しないと診断できないことも多く 薬を出さないと保険ではオンライン診療できず まだまだ制約は多いように思う。

 with コロナ まだまだ戦いは続くようだ